はじめての方へ

ごあいさつ

小さいお子さんからおじいちゃん、おばあちゃんまで患者様一人ひとりと向き合う歯科であるために

健康的なお口であることは、人生をより豊かに過ごすための土台です。
そのために、皆様一人ひとりにあった正しい治療と予防をご提案しております。
特に、小さいうちから正しいお口の周りの筋肉の使い方を身につけることは、歯並びを乱れにくくして虫歯や歯周病のリスクを抑えることにもつながります。
ライフステージに合わせた予防と、ライフスタイルに合わせた治療でホームドクターとして寄り添う診療を提供してまいります。

ライフステージに合わせた予防をご提案しています

乳児

鼻呼吸や姿勢、食べ物を呑み込むための体の使い方が身につく時期です。食事の時に水やお茶を一緒に出さない(※流し込む癖がついて呑み込めなくなります)といった対策をお伝えします。

3歳~

お子さんのお口やお顔の健康的な発達には、正しい体の使い方や姿勢などを身につけていただくことが大切です。当院のMyobrace(マイオブレイス)は、顎や顔の骨格や筋肉が正常に発達するように促して、歯がきれいに並ぶ土台を整えることを目的にしています。顔の骨格が十分に発達できない場合、下顎だけが成長する(いわゆるしゃくれ)、歯の並ぶスペースが足りずに歯並びが崩れるおそれもあります。すべてのお子さんがなるとは限りませんが、一度検査されることをおすすめしております。

10歳~

正しい予防習慣を身につけて、お子さんが自らお口の健康を守ることを始める時期です。虫歯になるリスクも高くなり、定期検診やメンテナンスでの早期発見と予防を欠かさないことが大切です。また、歯並びが心配な場合はMyobraceをここから始めても発育を導くことはできます。ただし、この時期から始めた場合はワイヤー矯正が必要なお子さんも多くなってきます。そのため、できるだけ早い時期にMyobraceを始めることをお勧めしています。

永久歯に生え変わってからの予防

10代

間食が多くなるため虫歯のリスクが高くなります。定期的に歯科医院での検診を受けて、食習慣の変化に合わせた予防習慣を身につけていきます。

20代

進学や就職で歯科医院に通院する習慣が無くなりやすい時期です。特に虫歯のリスクが高くなるので注意が必要です。

30代~50代

虫歯予防とともに、歯周病予防が大切になってきます。歯を失うリスクが最も高いのが歯周病です。歯周病の進行を抑えるために、セルフケアとプロケアを上手に組み合わせていきましょう。

60代〜

歯周病や虫歯から歯を守りつつ、お口の周りの筋力低下を防ぐ必要が出てきます。柔らかいものばかり食べる、動物性タンパクを摂らないといった食習慣は衰えを加速させます。よく噛んで食べられるように、お口の健康を維持していきましょう。

様々なニーズに応えられるように技術や知識を磨き続けています。

歯だけでなく全身を考えた治療

全身や生活習慣とお口の健康のつながりを考えて「患者様の全身を考えた治療」を提案しております。
歯が痛いと来られた方に、「ではそこを治しましょう」という対症療法ではなく、「なぜその症状が起きたのか」、「どんなライフスタイルなのか」、「お薬は何を飲んでいるのか」等、お口の健康のために患者様をサポートすることも歯科医療の大切な要素です。
治療後の10年、20年を健康で過ごして頂くために今できることをご提案します。

医科との連携

糖尿病や循環器系の治療を行っている患者様であれば医科との連携が必要です。普段からお薬を飲んでいる方であればその内容や患者様の健康状態を考慮した上で治療を行っております。
医科で治療を受けることになった、現在治療中で歯科に通院できるか心配、など気になることはご遠慮なくおたずね下さい。

心のこもった丁寧な対応

治療が始まる前だけでなく治療中や治療後も不安をお持ちの方もいらっしゃいます。私たちは医療人として患者様が抱えている不安な気持ちを、柔らげることも大切な役目だと考えています。
ちょっとした声掛けや気遣いで患者様の不安な気持ちを元気づけることができると考え、スタッフ一同、患者様に寄り添えるような言葉や行動を心がけています。